2024-06

二百文字作文

慣れたが熟(な)れない

文章を二百文字に収める練習を始めて三ヶ月は経っただろうか。この方法に出会ってすぐの頃は、文字数を丁度に収めることに苦労していた。 現在でも一文字二文字合わせるために、小癪な方法を取ってしまっている。例えば句読点でのかさ増しである。 上達のた...
二百文字作文

略奪者

人類の生み出したもので最も偉大なものとは何だろうか。結論を言うならば破壊だろう。人類史は破壊から始まり、そして破壊で終わるのだ。 生み出すことに目を向けなかった結果、人類は自然に破壊されるだろう。 人類は様々なものを作り文明を築き上げたと言...
二百文字作文

HELLO WORLD

さて何を書こうか。 今月の投稿目標は月の半分だとか先月書いた気がする。 臨床心理学とパーソナリティについて勉強していたら、ほとんど何も書かずに下旬になってしまった。 とはいえ、人生の大問であるパーソナリティを掴めたので良しとしよう。 恐らく...
二百文字作文

無自覚な反社会性

報酬への関心の低さと調和性の低さが合わさることで、一見すると向社会的で善人のように映る。 調和性が低いことにより、多数派に対して反発や敵意を向けやすくなるのだ。故に第三者から見ると、まるで性格が変わったように映るのかもしれない。少数派に対し...
二百文字作文

裡に住むもの

一見すると無秩序で煩雑とした部家の片隅に、ジャン・バルジャンのように丸まって震える生き物が寝ていた。 それは知識で武装し、心は本の壁で覆われていた。 裡の世界は広く深く、何処までも優しく正しかった。それだけでよかった。 興味がないのだ。外に...
二百文字作文

怯えている人

彼はいつも「基準が分からない」と思い悩み、最初の一歩を踏み出すことに躊躇している。何事においても彼自身が納得できなければ先には進めないのだ。 物語を書こうと決めたときもそうだ。起承転結や序破急などの決まり事すら納得できないでいる。 何も思い...
自己紹介

自己紹介

雑記ブログを開設するにあたり、自己紹介をしておこうと思います。 読者諸君は興味がないかもしれないけれど、ブログ名にある「昌夭屰(しょうようげき)」という名前の由来から説明しよう。 実は本名を「昌幸」と言うのですが、「どうにもブログ名に本名を...