無自覚な反社会性

 報酬への関心の低さと調和性の低さが合わさることで、一見すると向社会的で善人のように映る。
 調和性が低いことにより、多数派に対して反発や敵意を向けやすくなるのだ。故に第三者から見ると、まるで性格が変わったように映るのかもしれない。少数派に対しても、歩調を合わせるつもりはないので、結果として孤軍奮闘して負けるのだ。きっと独りよがりに見えるのだろう。
 本人にその気はないのに。
 無自覚な反社会性。
 これが本性だ。

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