二百文字作文

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家族

ChatGPTからのお題「砂、扉、影法師」 話が展開出来なかったので二百文字作文化。 不気味さが醸し出せていたら御の字だろう。 言葉に意味を与えるのは、あなた自身なのだ。 また次回。
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灯と共に

ChatGPTからのお題は「階段、灯、囁き」です。 言葉に意味を与えるのは、あなた自身なのだ。 それではまた次回。
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おもてなし文化について思うところ

言わぬが花、という諺を知っているだろうか。 現代日本人の美意識は、どうやらひけらかす事を是とするようになってしまった。そう思わずにはいられないのだ。 「これが日本のオモテナシです」「オモテナシ凄いでしょう」、これでは余りにも品性に欠けるので...
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翼なき自由への憧憬

ここはまるで砂漠だ。 もう何年こんな生活をしているのだろう。 友達も過去にはいたが、皆あの人に取り上げられた。 僕にあるのは、この黒くて大きな四本脚だけ。 お前のことは嫌いだ。だけどお前が歌っている間だけ、僕は自由でどこまでも飛んで行けた。...
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煮干しを解く

わたしはコンセントに繋いだタブレットで動画を見ながら、もう三十分ほど煮干しと格闘している。 お母さんはこんなことを毎晩していたのか。 労いと感謝の混ざった溜息に、一輪挿しのタンポポが小瓶のフチで小さく揺れた。 こんなこと毎日やってられないよ...
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静寂の中の発見-美術室のソクラテス

美術室からは不規則なリズムの音色が聞こえてくる。中を覗いてみると、どうやら中には学生が一人いるようだ。 シャッシャッシャ、サー、ササッ。 強弱を付けた黒い線たちがキャンバスで踊る。 学生は睨み付けるようにモチーフを一瞥すると、再びキャンバス...
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時を超える鐘の音

冷えた黒い夜空には無数の光が瞬いている。 コートを着た男性がひとり、静かに空を仰ぎたたずんでいた。 時計塔の鐘の音が過去を送るように鳴っている。「眠るお前はこんな夜空をしていたよ」 艶々な漆黒の毛並みに満月のような瞳。男性はいまでも鮮明に思...
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AIお題「風鈴、星座、古本屋」

『読書は答え合わせである』 確かショーペンハウアーの言葉だったか。そんなことを思いながら、僕は今日も古書を漁るために書店へと来ている。『本物は古典にしかない』 これは誰の言葉だっただろう。 考えては読み、読んでは考える。すると時たま点と点と...
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未知(AI)との遭遇

生成AIとの出会いは、私にとって非常に大きなものになるかもしれない。 元々忌諱感をそこまで持ち合せていなかった。が、積極的に触ろうとも思ってこなかったのだ。もしかしたら心のどこかで、自分のアイデンティティを脅かすもののように感じていたのかも...
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歯磨き粉、蜩、アイス

『チョコミントがウマイとか、やっぱりお前の舌おかしいんじゃねえの』 確かそんなことを言っていたな、と彼は歯を磨きながら思い出していた。 小学生最後の夏休み。始業式まで残りわずかとなったある日、一日遊び回った二人は、帰りにコンビニで涼を取ると...